はじめまして。
代表の田中幹彦 と申します。
「TMG田中綜合事務所HP」をご覧いただきありがとうございます。
ちなみに、TMGは「土地家屋調査士」「マンション管理士」「行政書士」の頭文字を略したものです。
最初に、簡単な自己紹介をさせて頂きます。
生まれ育ちは熊本市で、進学に伴い福岡市に参りました。
学生時代に不動産に興味を持ち、卒業後は、分譲マンションの販売会社に就職します。
入社後、勤務先はバブル崩壊の影響を受けますが、個人としては運よく金融機関に転職することができ、転勤先の大阪では、アパートローンの審査業務を担当しました。
東京勤務時代にリーマンショックを目の当たりにしますが、根拠のない自信にもかかわらず衝動に駆られ、大阪市で不動産業を開業します。
開業半年後あたりから、依頼を頂けるようになり、金融機関で培った物件精査スキルを駆使し、優良な区分所有物件を中心に取り扱いました。(当時は築後10年以内で好立地の表面利回り8~10%台の物件が多数ありました。)
開業後4年目にアベノミクスが始まり、金融緩和による大量の資金が不動産市場に流れ込み、様相が一変します。
不動産価格が高騰し、商品である物件の仕入が難しくなり、1年程、もがき苦しみますが、力尽き営業権を譲渡しました。
その後、熊本の大地震を機に帰郷し、マンションから土地へと注力する対象不動産を変え、再び福岡を拠点に活動しています。
以上が、私の略歴です。
何よりも不動産業の面白さに魅了されて30年が過ぎました。
私は、土地家屋調査士・行政書士であると同時に不動産マニアであります。
不動産は経済活動や日常生活における大事な基礎であり、その活用が円滑に、円満に取り扱われなければなりません。その一助となれるよう日々研鑽に努めて参ります。
さて、日本人の資産の半分は不動産と言われています。
人口減少社会の中で、人気の市街地中心部を除き、利用ニーズの低い不動産は負動産となり、今後、需要の二極化が進むことが予想されます。
また、大相続時代を迎え、実家等で利用する予定のない不動産は、売ろうにも売れず、維持管理の費用や税金に悩まされる原因になっています。
相続した不動産が利用されないことで、管理不全の土地建物が増え、地域の環境悪化の一因となり、各種対策が始まっています。
その対策として、令和6年4月から相続登記の義務化や相続土地国庫帰属制度(令和5年4月)が始まります。
所有者の所在や責任を明確にし、社会問題の抑制に舵が切られました。
とは言っても、土地は相続放棄以外に、その所有権を破棄することが出来ません。
また、相続放棄は、相続財産の一部に限って放棄することはできませんので、プラスの資産も放棄することになります。
困った不動産をそのままにしても、問題解決されないまま次世代に引き継がれます。
数次相続によって関係人が増え権利関係が複雑化し、より一層困難さが増します。
困った不動産に秘策はありませんが、専門家に相談してみることで、解消する提案があるかもしれません。
当事務所は、お客様の立場に立って課題を共有し、相談や手続きをすることを心がけています。
困難な問題であっても、一つ一つ課題を分析し、出来ること事柄を積み上げて、負担を軽くして行きましょう。
親やご先祖さまから受け継いだ不動産をどう活用したら良いかを、一緒に考え、円満な相続手続きを実現する所存です。
最後に、当事務所では、相続手続き、不動産コンサルティング、登記・測量を中心に行っておりますが、その他の困りごとのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。